TEL: 072-845-5613 TEL: 072-845-5613

Mail-Address

誤り訂正符号・復号回路の設計を承ります。

写真1はDVDドライブ用プロトタイプです。FPGAで動作検証してからASICを起こしました。

CDやDVDにはリードソロモン符号と呼ばれる誤り訂正方式が使用されています。 ディスクには傷や汚れがあって必ずエラーが発生するため誤り訂正は必須です。 CDにはインターリーブされたC1,C2の2つのリードソロモン符号が用いられ、C1では2個まで、C2では4個までの誤りが正しいデータに復号されます。 DVDには積符号と呼ばれ、内符号、外符号の2次元化されたリードソロモン符号が用いられ、内符号では5個まで、外符号では16個までの誤りが正しいデータに復号されます。

CD-RやDVD-Rなどに記録するときはデータにパリティーと呼ばれる訂正情報を付加して符号化し、 再生するときはそのパリティーから誤りの有無や誤りの位置と値を計算して復号します。
DVDの内符号は10個のパリティーを、外符号には16個のパリティーを持っていますので、復号するにはそれぞれ10次元連立方程式、16次元連立方程式を解く必要があります。(内符号は最大5個までの誤り訂正、外符号は最大16個までのイレージャ訂正が可能です。)
プロトタイプではこれらの計算をFPGA内で行いました。

  • 写真1 DVDドライブ用プロトタイプ
    ※クリックすると画像が大きくなります。
  • 写真2 使用したFPGA
    ※クリックすると画像が大きくなります。

安田電子設計事務所にはリードソロモン符号などの誤り訂正符号・復号回路の設計技術を保有しています。

他社でできなかったことも お受けしますので、
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ