高密度実装プリント基板の設計・試作を引き受けます。
2枚のプリント基板を用いてモータードライバを高密度・超小型に実装した事例を紹介します。
写真1はモータードライバとモーターの全体の写真で、回路基板はモーターと同じ筐体に入れることができるサイズになっています。
モーターには大電流が流れますが、ドライバはPWM駆動しますので発熱はほとんどありません。
小さいスペースに回路を詰め込むために回路基板は2枚構成になっています。
写真2と3は表示・操作基板の表面と裏面です。
表面にはLEDとスイッチがぎっしり並び、裏側にはマイコンと圧電ブザーが実装されています。右端にはドライブ基板と接続するBTBコネクターが実装されています。
写真3と4はドライブ基板の表面と裏面です。
表面にはMOS-FETのドライブ回路、電流検出回路、安定化電源などが、裏面にはMOS-FETとダイオードと電流検出抵抗が実装されています。
実装を考慮した回路設計を行い、回路設計に配慮したプリント基板設計を行うことによって普通の安価な2層基板で超小型回路を実現しています。
安田電子設計事務所は超小型プリント基板を設計・試作する技術を保有しています。