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 Homeサービス案内キセノン管とフラッシュ回路の設計例>フラッシュ回路の設計例2,3


キセノン管のフラッシュ回路の設計を承ります。(設計事例2,3)

 キセノン管のフラッシュ回路の事例2および3を紹介します。

事例2ではフラッシュ用コンデンサ(330V 330μF 3本)には昇圧された310Vの電圧が蓄えられます。
キセノン管は2本直列型を使用していますのでトリガーコイルによってトリガーをかけるときには同時にキセノン管には310Vの2倍の電圧を加えます。
そのためにキセノン管はIGBTというスイッチング素子を介してコンデンサと接続されています。
このフラッシュ回路には10段階の発光量の切替ができますが、IGBTのパルス幅で発光量を切り替えています。
またこのフラッシュには単発で全コンデンサのエネルギーを発光することと、パッパッパッと3連発で発光させる切替があります。そのためにトライアックというスイッチング素子を3つ使用しています。
写真2の真ん中より少し左にあるパワートランジスタのような形の物が上から3つがトライアックで一番下がIGBTです。

 写真をクリックすると大きくなります。
   事例2
 写真1 フラッシュ回路基板とキセノン管

 写真2 基板の裏側
 

事例3ではフラッシュ用コンデンサに360V 1000μF 4本を用い電圧は320Vを蓄えています。
基板は本体部と操作・表示部と手に持つハンド部の3つに別れてそれぞれに積んだマイコンでシリアル通信をしています。
その他は事例2と同じですが、ものすごく強力な光を放ちます。
コンデンサに蓄えられたエネルギーは 1/2CV2 ですので事例2の場合は47.6J、事例3では205Jあります。(J:ジュール)
このエネルギーは黒い紙に光を当てると煙が出るくらい強いレベルです。

   事例3
 写真3 フラッシュ回路基板とキセノン管

 写真4 本体基板部
 

安田電子設計事務所にはキセノン管のフラッシュ回路設計技術がありますので、各種フラッシュ回路を提供できます。

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