キセノン管フラッシュ回路の設計を請け負います。
(有)安田電子設計事務所では、ストロボなどに使用されるキセノン管のフラッシュ回路受託設計サービスを承っております。
キセノン管とはキセノンガスを封入した放電管で表面に高いトリガー電圧を加えることによって放電を励起し、強い閃光を発するためのランプです。
キセノン管の両電極には 200~400V くらいの電圧を掛け、トリガー電圧には 3000~6000V くらいの電圧が使用されます。発光するためのエネルギーは電解コンデンサに蓄えられ、トリガーが掛かると一瞬で放電し、高いエネルギー密度で発光します。
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◆キセノン管の例1
表面にはトリガー電極として透明の
導電性コーティングが施されています。
※クリックすると画像が大きくなります。 -
◆キセノン管の例2
管に巻かれた金属線がトリガー電極です。
強力な発光をさせる場合に使用します。
※クリックすると画像が大きくなります。
フラッシュ回路で一番難しいことは、発光時に 100A を超える大電流が流れるため、強烈な電磁ノイズが出ます。そのためマイコンなどの電子回路が誤動作しやすく、その誤動作を防ぐノウハウが必要なことです。
安田電子設計事務所は電磁ノイズによる誤動作を防ぐノウハウを有しており、キセノン管用高圧電源回路、トリガー電圧発生回路、大電流スイッチング回路など、多岐にわたって対応可能です。